水と緑と詩のまち「まえばし」にふさわしく。
静かな森の中に眠る、清らかな湖の水辺に。ひっそりと佇む美しいチャペルを思って造られた「セントレイク」(聖なる泉)は、別名「白鳥の教会」と呼ばれています。幸せを運ぶ真っ白な優雅な鳥、おしどりでもある“白鳥”をイメージで建てられた白い教会で、外壁には赤白の英国レンガを貼りめぐらしました。教会のエントランスと礼拝堂は白いレンガと白いライムストーンのみの、白い石造りになっています。
この慎ましやかで清楚な教会は、アルバート邸の真心。夫婦と家族の幸せのシンボルです。
セントレイクチャペルの白い石造りのエントランスに一歩入ると、どこにも無い優しい雰囲気を感じて、誰でも思わず優しい気持ちになります。エントランスの左手の壁には、大理石のモザイクで造られた“白鳥の親子の壁画”がかかげられており、「いつか親子でこの教会へ帰ってきてほしい。」という真摯な願いが込められています。教会の正面玄関にあたる、南に向いて開いた木の扉から射し込む陽光の美しさ。小さな「花嫁と父の部屋」を覗けば、間近にせまった喜びの日を思って、さらに心を打たれることでしょう。
教会の礼拝堂にあたる“祈りの場”をサンクチュアリと呼びます。白鳥をイメージした白い聖域は、いつも温かい心地よさに包まれていて、清楚な印象です。バラのモチーフを置いた高い天井には、英国製の大きなドーム型ステンドグラスが存在感を見せています。白とグレイのタイルを取り合わせたヴィクトリアン風のバージンロードもとても個性的です。このサンクチュアリには、コーラスの歌声も、ピアノとヴァイオリンの響きもとてもよく美しく響きます。
聖壇に大きく掲げられているのは、睦み合う“白鳥の夫婦の壁画”。ヨーロッパでは最高の幸せのシンボルとされる優雅で美しい白鳥が、優しくお二人を見守ります。